アース線強化(アーシング)

 

クルマは15年も経てば、エンジン/ボデーはともかく、電気系統は間違いなく劣化するものです。
しかもやっかいなことに、電気は目に見えないもの。
一度トラブルが出始めると、どっぷりとトラブルシューティングの深みにはまり、
そのうち嫌気がさして結局、クルマを手放してしまうきっかけにもなってしまう・・・

ここでは、転ばぬ先の杖(予防)という意味でのアース線強化を実施してみました。


材料の調達

最近の雑誌やホームページでも一種の流行にもなっているようなので、ある程度下調べをしたうえで、近所の大型量販店でオーディオ用8sqのケーブルを4m分と、バッテリーターミナル、そして大型ホームセンターで 8-6、8-8、10-8サイズの端子を購入してきました。

圧着用の工具は手持ちのものを使用しますが、俗に電工ペンチと呼ばれる小型の 工具(ギボシ等の配線用)は使用できません。

もしも『やってみよう!』という方はご注意下さい。

ケーブルの製作〜取付

エーモン製バッテリーターミナルは中心に純正アース線を接続し、それを 両端のボルト(ビス)で プレートを締め込むことで固定する仕組みになっています。

今回は、その両端のボルトに3本ずつ、計6本のアース線を友締めしてみました。そして中心には純正アース線をそのまま残しました。

 
 <取付箇所>
 ★バッテリー〜左右ヘッドライト裏の純正アースポイント
 ★バッテリー〜エンジンヘッドカバー
 ★バッテリー〜オルタネーターブラケット
 ★バッテリー〜トランスミッション(クラッチワイヤーBKT)

 ★バッテリー〜サージタンク
 ★バッテリー〜イグニッションコイル付近


結果〜その後

カー雑誌での評判は一様に『効果あり!!』と謳っていますがウェブを徘徊してみると、中には 『?』 (体感できない) との記事も意外に多い ものです。

今回、ファミリアでの装着結果はヘッドランプの輝度アップと中低速のトルク アップ(点火時期を多少進めた感覚)
体感できました。 純正アースポイントが劣化していたためでしょう。

わずか数千円のコストと作業時間を考えた場合、アーシングは非常に 有効であると 改めて実感しました。

但し、『一段高いギヤでもグイグイ加速する』ほどの感覚は残念ながらありません。そのような謳い文句で販売してる 商品もあるようですが・・・。

(2000.10)